心に鬼を 魂に炎を11 警察の事情聴取というだけでこんなにも舞い上がってしまうものなのか?
2021-06-26 06:24
Words count: 787
「ご飯を食べたり食べなかったり。こんなことはよくあるんですか?」
さすがに警察官も不審がっているのだろうか。
「朝食の時や昼食の時はあまりわからないのですが、ここ数か月くらい夕食は食べたり食べなかったりですね。
ベッドの上の布団やシーツ、そしてベッドの下までも何やら調べている。
「それじゃ最初に発見したのはお母さんでしたっけ? その時のことを最初から教えてください。」
「えぇっと、なんとなく気になって見に行ったら息をしていないようなので、すぐに二階にいる息子を呼びました。」
「そうでしたね。それじゃ生きている旦那さん、おじいさんを見たのはいつ頃ですか?」
「え?えぇっと、確かお昼ご飯の時だったと」
「何を言っているの?お母さん。お昼は食べに来なかったじゃない。朝ごはんを持って行った時が最後でしょう。」妻が慌てて訂正する。
「あ、そうか。朝ごはんの時だったね。」
警察の事情聴取というだけでこんなにも舞い上がってしまうものなのか?
本当に大丈夫なのか? 変に疑われることはないだろうか。
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