【エネルギーのはなし おまけ】温暖化対策だって言ってるのに、石炭使っていいのかよ。
2021-09-23 14:39
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褐炭を使った水素製造の話をしましたが、石炭って評判悪いんですよね。
火力発電でも特に石炭を使った発電は温暖化の原因だと目の敵にされています。だけど日本は石炭のエネルギー開発を進めています。
なぜでしょう。その理由や経緯をできるだけ簡潔にまとめたいと思います。
発電と二酸化炭素削減
ヨーロッパでは意識高い若者たちが気候変動に見舞われる将来を憂いています。
https://twitter.com/TIME/status/1437937460529483780
二酸化炭素の排出は、石油とか石炭とか天然ガスとかガソリンなどの化石燃料を燃やすと出てきますね。火力発電、自動車、船舶などで利用されています。
単純に考えると、人間が活動をやめれば、二酸化炭素の排出量は減るんです。でも、これ問題ありますよね。
エネルギーを使わない生活なんてありえません。二酸化炭素を削減するために、停電を起こすとか移動を制限するとか、考えられますか?
裕福な人でしたら、多少の制限も受け入れられるかもしれませんが、こうしたエネルギーの削減策は、貧困にあえぐ方々を直撃します。環境運動がお金持ちの道楽ともいわれる所以です。
暗号資産を例にとると、いつでもどこでも購入できて、必要に応じて送金できるという利便性を保つためには、常に電気が必要です。暗号資産の取引をしている以上、いつのまにか安定したエネルギーの供給を前提にしているんです。
しかもビットコインはエルサルバドルで法定通貨の一つとなり、南米、アフリカのほかの国々でもこの動きに追随するところが出てきました。いわゆる発展途上と言われた国で暗号資産を採用するのならば、安定したエネルギーとして電力源を整備することが喫緊の課題です。
もうエネルギーの使用量は増える一方ですよ。これだと二酸化炭素も増えちゃいますね。どうすりゃいいんでしょうか。
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