小説AZURELYTONE1-010
2021-10-30 09:01
Words count:
3579
小説AZURELYTONE第1部010話です。
第1部はこれで完結です。
お話しはまだまだ続きます。
……続く予定ですw
「………邪魔するな」
「依頼されたのは俺だ…」
「こいつを殺さなければ、
彼女は自由になれない…」
ミヅキは冷たく答える。
しかし、f (フー)は、彼の少し躊躇いを感じた。
「彼を殺せば、今度は
罪の意識が『枷』になる」
「『自由』は手に入らないよ」
「彼女の精神は崩壊してしまう…」
「ミヅキには、ダーザインを
滅ぼす力があり、レヴィンには
ダストを祓う術がある…」
それが、この店のもう一つの仕事…。
「彼女の血のねがい『自由』
を実践する」
レヴィンの術では、
ダストを吸収させる物質が必要だ。
あの結晶では、容量がたりない…
「こうするしか…」
「器なら………僕がなる」
「僕は、産まれながらの
ダーザイン(不死者)」
「僕の身体がダストの結晶なんだ」
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